7/21(日)発3泊4日佐渡島の金山を世界遺産に!歴史と大自然を訪ねる佐渡浪漫紀行

まずはインドの首都ニューデリーで開催されていた世界遺産委員会審議で7/27(土)全会一致で世界文化遺産として登録されることが決定しました。国内の世界遺産は文化遺産と自然遺産あわせて26件となりました。

本コースは企画する段階から7/21から会議が始まることをニュースで知り、ご旅行中に世界遺産登録決定!!なんてことになったら凄い事だぞとこの日程で佐渡旅行を計画させていただきました。
お客様の中にはこのことをご存じの方もいらっしゃいまして、「登録決定!!」のニュースをTVでもなく、ネットでもなく、こちらのお客様からお電話をいただいて知り得た次第です。「おめでとう!!」と言っていただいて、こちらからもお客様を真似て佐渡汽船さんに「おめでとうございます!」とお電話をさせていただきました。

というわけで結果的に願いが届いたツアーになってくれて心の底から嬉しく思いました。

幸いお天気にも恵まれて佐渡に向かう日本海の海は写真の通り。
約2時間30分、フェリーに揺られ佐渡島上陸。
上陸した途端、急ぎ足で佐渡観光がスタートです。

まずは佐渡でしか見ることが出来ない「トキ」に会いに行きました。2008年に初めて野生に放されたトキも現在500羽は超えていると言われます。とは言え野生のトキに出逢うのは難しいので、確実にトキが見られる「トキの森公園」でちょっと遠くに見ていただきました。

お宿に到着してからも予定がてんこ盛り。
夕食後、ホテル万長さんで開催している佐渡おけさの民謡ショーをご覧いただいて、その後は世界遺産の対象からは外れましたが、昭和初期の金生産最盛期を支えた「北沢浮遊選鉱場」へ。夜はライトアップされていて幻想的な風景です。
ここは採掘した鉱石の選別工程を担う拠点だったそうで、1952年に廃止された遺構をツタや雑草が覆い幻想的な雰囲気を醸し出しています。スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』の世界観を彷彿させる“佐渡のラピュタ”として人気の観光スポットになっているそうです。

佐渡観光2日目も朝から気持ち良いお天気で国定公園の尖閣湾からスタートです。30m級の尖塔状の断崖が連なる景観が素晴らしいです。一帯は海中公園となっており、揚島遊園の展望台からは全景が一望できます。

佐渡金山は様々な観光コースがある中、一般的な観光コース「宗太夫坑」を見学。その後は大佐渡スカイラインをドライブ。金井と相川をつなぐ全長およそ30kmの展望道路で、最高地点の標高は900メートルを超え、真野湾、両津湾、国中平野、小佐渡山脈など佐渡全島を客観的に見ることができます。

佐渡上陸15時05入港してから翌日12時35分のフェリーの出港まで時間を有効活用させていただきました。ご参加の皆さま、大変お疲れ様でした。
ただ、本当の佐渡を体感するには実は1、2日ではまわり切れません。
佐渡の金山が世界遺産となった今、しばらくは来島されるお客様が全国から、そして世界から訪れることでしょう。

落ち着いた頃にまた塩沢号でご案内させていただきます。

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