6月13日(金)発2泊3日 長岡花火と国営越後丘陵公園のコラボレーションイベント 感動の「長岡花火ローズファンタジー」

「どうか、どしゃ降りの雨になりませんように!」そう願いながらお昼前に荘を出発して、まずは醸造のまち「摂田屋」を散策。摂田屋は酒、味噌、醤油の蔵元が集まった地域で17件の登録有形文化財、歴史的建造物が多く残る歴史のあるまちです。

画像からお判りいただけますでしょうか。この雨粒が・・・。歩いているうちに大粒の雨が降る、降る。
途中、県内ではとても有名な甘味処「江口だんご」屋さんで雨宿りをして、小雨になったところで散策再開。専門のガイドさんが案内してくれたのでとても助かりました。
この日は土曜日でしたので「越のむらさき」さんはお休みでしたが、マンガ「美味しんぼ」で紹介された手造り味噌の「星六」さんや「吉乃川酒造」さんなどを回って、すっかり私もあちらこちらでお買物をして楽しんでしまいました。
そしてお客さまと「珍しいね」と喜んだのがこの八重咲きのどくだみ。可愛らしいですよね。最近は観賞用として人気が高いそうです。

摂田屋を後にして道の駅ながおか花火館に立ち寄り長岡花火の映像を見ていただきました。この映像だけでお客さまは感動してくださっていました。
毎年8月2日・3日に開催される長岡花火ですが、3年ぶりに開催した2022年からコロナの密対策や雑踏事故対策として全席有料化となりました。昨年は2日間で用意された34万席分のチケットが完売したそうです。今年は土曜日・日曜日の開催とあって塩沢号での「長岡花火コース」は申し込み状況も今までにないほどお電話が殺到しました。大抽選の結果、塩沢号では各日程40名様しかお受けできない状況です。そこで、少しでも長岡花火の雰囲気を味わっていただきたくて、このコースをご提案しました。
「長岡花火ローズファンタジー」は「長岡花火」と「ながおか香りのバラ園」が一夜限りのコラボレーションで開催するものです。期待は膨らむばかりではありましたが・・・

指定席をおとりしていたので目の前で花火が上がります。雨さえ降らなければ、どれだけ素晴らしい花火が観賞できたことでしょう。夜になって雨脚が強くなり、ザーザー降りの中、打ち上げとなりまして、最悪の状況でした。傘をさして見ていただいてOK!とのことでしたので、はじめは皆さま傘をさしていたんです。でも花火って頭の上に上がるじゃないですか。傘をさしていたら見れないわけです。上を見れば雨粒が目に入る・・・きれいな花火も満足に見れる状況ではありませんでした。雨具を着ていた皆さまも頭から足のつま先までビショビショです。思い出してもつらくなります。まるで滝に打たれている気持ちでした。
でも、こんな状況で風邪などひかないかととても心配しましたが、ご参加の皆さまには最後までお付き合いくださって心から感謝いたします。同時に悪天候の中、開催の関係者の皆さまにも感謝しています。本当にありがとうございました。
県内外からもたくさんの見物の方がみえていました。バスもうちを含めて10台ほど。皆さん、かなりお疲れであったと思います。そして、今回ご参加くださった皆様ご一緒にいつか本当の長岡花火を見せてあげたい!そう願う私でした。
忘れられない思い出をありがとうございました。

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