5月28日(木)塩沢江戸川荘で楽しむ山菜採りと古民家「六つ季の家」で越後ごぜ唄を聞く旅
5月最後の塩沢号ではお客さまから熱烈なリクエストに基づいて「越後ごぜ唄」の鑑賞ツアーを企画させていただきました。過去にも市内在住の「越後ごぜ唄/葛の葉会」の横川恵子さんという方を荘にお呼びして何度か演奏会を開催したことはあったのですが・・・。
今回は初の試み。市内に辻又集落というところがあります。世帯数15、人口わずか45人。冬は除雪車が入らず、主要道路が通行止めになってしまい、かなり遠回りしないといけないような場所。全ての人が助け合って暮らしている場所。都会に暮らす皆さまには想像がつかないほどの生活がここにはあるんです。
そして、そんな場所にとても魅力を感じた東京の渋谷区生まれの渋谷育ちのオーナーさんが古民家を買われて古き良き時代を丁寧に残しつつ、リニューアルして、グリーンシーズンの週末だけ古民家カフェとして営業している「六つ季の家」が今回ごぜ唄を鑑賞していただく舞台です。






ごぜとは目の見えない女性のことで三味線と唄で巡業して回っていた女旅芸人のことを言います。2005年に105歳で亡くなられた「小林ハル」さんが最後のごぜと言われ、人間国宝にもなられた方です。今回、ごぜ唄を聞かせてくださるのは小林ハルさんの長岡ごぜを歌い継ぐ「才蔵’s」。下段右下写真で左かられいこさん、はるみさん、ゆきえさん、みらいさんの4名の方です。結成10年を迎えたとても味のあるグループ。かすりのもんぺ、地下足袋姿。玄関先で三味線と門付の唄からスタート。続いて、「旅姿」と言って、文字通りごぜさんが旅をしている時に来ているものです。ごぜ唄を披露するときは着物に着替えるそうですが、才蔵’sさんたちは旅姿に羽織を着て披露してくれました。古いお家でまさに当時を再現するような演出です。唄の一つにグループ名にゆかりのある「瞽女万歳」という曲があって「太夫さん」と「才蔵さん」のふたつの役があって一緒に唄ってくれる才蔵さんを探し始めたのが今のお仲間と出逢うきっかけになったのだそうです。この曲がなかなかおもしろい内容で、説明も交えて聞かせていただけたのでとても分かり易くて時に笑い、時に切なくなるような、そんなひと時が過ごせました。
お客さまも一番驚かれたのが才蔵’sさん皆さんの声量。力強い歌声に圧倒されたと思います。外まで響きわたるごぜ唄に遠からず当時の様子を思い浮かべながら、ゆったりとした良い時間がお過ごしいただけたのではないでしょうか。
六つ季の家では冷たいしそジュースを出していただいて、これも美味しかったですね。
ということでごぜ唄鑑賞は大盛況でしたが、もう一つのお楽しみ「山菜採り」は2日目の午前中が雨模様だったので3日目の日程を少し短縮させていただいて、お天気も良く、汗ばむ陽気の中、楽しんでいただいて、お帰りいただきました。
5月の塩沢号にもたくさんの皆さまにご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
季節は6月。引き続き、ワクワクするようなツアーをお作りしてまいりますので、宜しくお願いします。



きめ細やかな泡がやさしく体を包みます
だら~っと力を抜いて、リラックス
水流が体をもみほぐします


