11月7日(木)発2泊3日 越後の古刹「関興寺」・心癒される「美人林」と秋色軽井沢

南魚沼市にある関興寺は臨済宗円覚寺派の古刹。歴史のあるお寺で、火災で般若心経を燃えないように味噌の中に入れて守ったということから、「味噌なめたか」という言葉が語り継がれています。庭園もこの地域では珍しい枯山水の庭できれいに手入れがされています。紅葉も次第に色づいてきている状況できれいでした。ご住職がお寺の説明も丁寧にしてくださり、お客様にも大変居心地の良いひと時をお過ごしいただけたようです。

続いてご案内させていただいたのが十日町エリアにある「美人林」。約3万平方メートルにわたって樹齢約100年のブナの木が生い茂る林。雪深い場所にありながら幹がまっすぐすらりと伸び、その立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになりました。例年であればこの時期はブナの木々の葉も黄色く色づいているのですが、まだ緑の葉が目立っていたようですね。でも、空気が美味しくとても静寂な林の中、ふかふかの落ち葉を踏みしめながらの散策は心身共に癒されたことかと思います。

最終日は不動の人気スポットでもある軽井沢まで足を延ばしていただきました。日本の滝百選にも選定されている「白糸の滝」と秋のもみじの紅葉が素晴らしい軽井沢必見の名所「雲場池」を見学。白糸の滝は、ひんやりとした空気が流れ、マイナスイオンをたっぷりと感じられる美しい景勝地ですが、木々の落葉も進んでいる様子からこの時期は寒そうな印象でしたね。
その分、雲場池周辺の紅葉は見事でしたね。きっと雲場池の周りに設けられた遊歩道をゆっくり散策しながら、水面に映り込む真っ赤なカエデやドウダンツツジ、黄色く色づくカラマツなど、色合いも豊かで美しい紅葉を楽しむことが出来たのではないでしょうか。お天気にも恵まれ、紅葉も見頃、おまけに週末ということもあり旧軽井沢は大変混雑していたようで、軽井沢に限らず、お帰りの道中東京に近くなるにつれ、渋滞の影響もあり、ご自宅に帰られたのも予定よりも遅くなってしまいましたが、どうかお許しください。

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