11/18(月)発2泊3日 白鳥の飛来地長峰大池と史跡・飯塚邸の紅葉

例年よりも暖かい日が続いておりましたが、11月も半ばを過ぎて次第に寒くなってきました。寒くなったらなったで寒いからこそ、見に行きたいスポットはあるものです。本コースではまずは白鳥を見にお出かけいただきました。白鳥の飛来地として有名なのは阿賀野市にある瓢湖ですが、瓢湖まではお車で3時間はかかります。荘から1時間30分頃で行ける柏崎市にも飛来地が3か所あるんです。その中でも400羽以上の白鳥が越冬する長嶺大池にご案内しました。11月19日現在157羽飛来。日中は田んぼに餌を食べに行くため、池に残っている白鳥は半数程度。見学するなら朝夕が一番良いとされる時間ですが、日程上どうしても10時は過ぎてしまいます。羽を怪我した白鳥が数羽確認できたそうです。お客様の中には数が少ないおかげでゆっくり観察できたとおっしゃってくださって。そして、車窓から田んぼで遊んでいる白鳥をたくさんご覧いただけたようですし、良かったです。白鳥の体長は140~165㎝。翼開長は2mほど。絆が強い鳥でつがいはどちらかが死ぬまでずっと同じ、永遠の愛を貫く鳥です。見た目、生活スタイルの規則正しさ、一生の愛など、白鳥にはとても多くの魅力がありますね。

雪が積もるまで、日中は周辺の田んぼに餌を求めて飛び立ってしまいますが、雪が積もると池にいて餌を求めているそうです。12月に入り、紅葉も終わり、この辺りは雪に覆われました。プライベートでお越しの際は白鳥観察なんていうのもおすすめです。

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ご昼食をはさんで午後からは柏崎市内にある史跡「飯塚邸」にご案内。飯塚家はこの地域の大地主として地域経営に貢献し、経済界および政界で活躍しました。昭和22(1947)年10月、昭和天皇が新潟県を巡幸された際に「行在所」として飯塚邸に滞在されました。この時ご覧になった庭園は、天皇陛下から「秋幸苑(しゅうこうえん)」の名を賜ったという歴史があります。タイミングよくもみじや銀杏の紅葉が見頃を迎えていました。邸内も係の方が丁寧に案内してくれて、皆さまにも喜んでいただけました。画像は柏崎市よりご提供いただきました。

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