11/21(木)発2泊3日 無形文化財おぐに和紙こあんどん作りと塩沢江戸川荘で楽しむ新そばまつり
今日は12/20(金)・・・今年も残るところあとわずかとなりました。
珍道中のアップが遅くなりまして申し訳ございません。あれから1ケ月が過ぎてしまいました。
こちらのコースでは長岡市小国町で手すき和紙を生産している工房でこあんどん作りに挑戦していただきました。そもそもおぐに和紙は昭和48年に国の無形文化財に指定されています。最も特徴的な工程は冬は晴れる日が少ない雪国のため、天日で紙を干すことが出来ません。そこで春まで雪の中に入れて保存するんだそうです。これを「かんぐれ」と言うそうです。そして小国紙の天日干しは、3月頃まだ地面に雪が残る時期に雪上で行うんだそうです。雪国新潟らしい風土を生かした紙作りです。
画像は実際にお客様ご自身(江戸川区在住の友永様母娘様)で作成されたこあんどんを写真に撮って送っていただいたものです。はがきサイズの小さなものではありますが、和紙を通して広がる優しい光。風情があって落ち着く灯りですね。
20名様を超えるお客様が体験されました。皆さま、この灯りで一足お先にメリークリスマス!
翌日は大荒れに荒れたお天気。大雨の中、市内の観光スポット「お松の池」と道の駅にお出かけいただきました。お松の池では大半のお客様がバスの中から荒れ狂う?!みぞれ交じりの風景をご覧いただいたようです。さぞかし寒々しい景色だったことでしょう。
荘に戻り、「新そばまつり」でごゆっくりお寛ぎいただきました。まずは上村にぃと赤松さん(春からなかじぃや上村にぃとファームで一生懸命、汗、水流して働いてくれている女性スタッフです。)二人によるそば打ちの実演を見学。お客様も興味津々にご覧いただいて。そしてしおざわファームで収穫したそばの実で、届いたばかりの新そばを味わっていただきました。秋の新そばは何と言いましても、新鮮で香りも良く、しかもつなぎに「ふのり」という海藻を使った名物「へぎそば」。
つるつるのどごしもよく、たくさんおかわりをしていただきました。デザート代わりにそばがきもお客様ご自身で作っていただいて、そばつゆの他、黒蜜やきな粉をかけて召し上がっていただきました。皆さまからは「美味しい」と大絶賛いただきました。当荘の都合でご体験いただけない期間もありますが、荘でそば打ち体験もお楽しみいただいています。機会があればぜひ!!