3/27(木)発2泊3日 早春の花 ガイド付き雪国植物園で花巡り

春の花を探しに長岡市の雪国植物園へ行ってまいりました。今年はとにかく大雪でしたので、塩沢江戸川荘周辺の雪は前回の塩沢号の時と変わらずという具合で、だけど長岡市に行けば平地には雪は残っていませんね。ただ、やはり少し山に入ると残雪があります。しかも、この日はあいにくの雨模様。傘を差しながらの散策となりました。

小山があり、林があり、水場があり、今回入園した東口から展望台まで約30分、一番奥に位置する『岩野城跡』までは約1時間かかります。ですが、沢山の遊歩道が整備されているのであっちに行ってみたい、こっちに行ってみたいと野を歩き山を越えたりとしていると時間があっという間に過ぎてしまいます。

今回はガイドさんの案内付きで約1時間半ほど歩いてきました。

約3か月、雪の下で寒さに耐えながら春の訪れを待ち望んだ花たちが、雪解けすぐに芽を伸ばし花を咲かせます。
全国各地、春の温かさと色合いに心が弾むものですが、雪国の春はまたひとしおです。
一面に広がる雪景色の水墨画のような世界から、花芽が一気に色を帯びて春の訪れを知らせます。
雨に濡れたナニワズ(上左)と雪割草(上右)はつぼみですね。まだ少しずつですが咲いてきました。
実はこの3日前にフロントスタッフSが雪国植物園を訪れていました。

雪割草(左・真ん中)   ショウジョウバカマ(右)

オクチョウジザクラ(左)  コシノカンアオイ【越の寒葵】(真ん中)  水芭蕉(右)

などなど、他にもいろいろな種類の花が咲いていました。

お次は長岡市悠久山公園へ。一応、この28日から『悠久山さくら祭り』がスタートしているのですが、まだまだこちらは雪が残って寒々しく、桜のつぼみも堅そうです。今回は公園内にある河井継之助ゆかりの蒼紫神社(あおしじんじゃ)と天守閣を模した長岡市郷土資料館の見学です。

郷土資料館では、幕末の北越戊辰戦争の長岡藩で陣頭指揮をした家老の『河井継之助』や米百俵の精神を伝える『小林虎三郎』、第二次世界大戦期の連合艦隊司令長官『山本五十六』など近世から近代にかけて長岡の精神文化の礎を築いた郷土出身の先人の功績や人となりを紹介しています。

そして、こちらの公園も4月も半ばになれば桜も咲いて訪れた人をさらに楽しませてくれるでしょう。
県内でも人気の桜の名所です。是非、訪れてみてください。

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