6月26日(木)発2泊3日 信州飯山の古刹 あじさい寺髙源院と心に響く高橋まゆみ人形館

6月最後の塩沢号は信州飯山の観光をお楽しみいただきました。まずは戸隠温泉スキー場に位置し、600余年の歴史を持つ曹洞宗の古刹「髙源院」へ。別名「あじさい寺」と言われていて、約1万本のあじさいが植えられています。この時は5.6分咲き。ご住職がこっちこっちと案内してくださり、お客様の中には「本当にいい人でね。」と荘に戻られてからも色々なお話を聞かせてくれました。
元々、拝観料のかからないお寺さんなんですよ。あじさいの開花時期だけでも有料でもいいのではと思ってしまうほど。管理だけでも大変なはずなのに。今時、なかなかここまでよくしてくださるお寺さんは珍しいと思います。

高橋まゆみ人形館は楽しみにされていたお客さまが多かったようで、皆さんとても感激されていらっしゃいました。
高橋まゆみ人形館は開館して今年で15周年。記念イベントが企画されており、今回は15周年特別展「しあわせのかたち」では「八重子のハミング」著者 陽信孝氏に寄贈された作品「まなざし」が特別展示されていました。「八重子のハミング」は著者 陽信孝さんと若年性アルツハイマーを患った奥様、八重子さんの切なくも温かい日々を綴った書籍です。2016年に映画化されています。高橋まゆみさんはこの本と出会い、愛らしさだけでなく、人生の悲哀を表現した人形たちを生み、ご自身の創作の世界を広げたそうです。
お客さまも展示されている人形を前に涙されていた方もいらしたようです。
実は今回ご参加された皆さまからこちら2ケ所のスポットがとても良かったとご感想を伺いまして、私もいてもたってもいられず、次のお休みに母を連れて行ってまいりました。母も高齢なので高橋まゆみ人形館と道の駅に絞ってではありましたが。皆さまのおっしゃる通り、感動しました。母も昔を懐かしんでいたようです。私はおばあちゃん子だったので、亡き祖母を思い出しました。お客さまからも展示する作品も変わるから季節を変えてまた組んでねと言われましたので、また機会を作りますよ。
では6月もたくさんの皆さまにご利用いただきまして、本当に、本当にありがとうございました。
まだ梅雨明けしていないにもかかわらず、猛暑の毎日です。お越しの際は、熱中症対策を万全にお出かけをお待ちしています。

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