8月1日(金)2泊3日 多くの人を魅了する 豪華絢爛 感動の「長岡まつり大花火大会」(2日目花火観賞)


秋田県の大曲の花火と茨城県土浦の花火と共に日本三大花火と言われる「長岡花火」が今年は11年ぶりに週末開催の中、無事に終了しました。週末開催とあって長岡花火をPRするポスターがTV報道などでも取り上げられ話題になりました。今年はあえて花火のないポスターで手を繋いだ二人の少年と一人のお年寄りがそれぞれ空を見上げているもので、「みんなで守る長岡花火」という文言が添えられたものでした。チケットの高額転売や私有地への不法侵入、空き地での大騒ぎ、違法駐車といった迷惑行為が横行している実態に、あえて作成された花火のないポスター。警備にあたる人を昨年より100人増やし、延べ4500人態勢、運営費用は過去最高の18億3400万円で開催されたそうです。
そんな長岡花火を塩沢号で大・大・大抽選の中、当選されご参加いただいた40名の皆さま。「江戸川区花火大会」を断念されて来てくださった皆さま。「見に来れなかったお客様の分までしっかり見て行ってくださいね。」とお話ししながら会場へとご案内してまいりました。


長岡花火は地元新潟県内の花火業者「嘉瀬煙火工業」「小千谷煙火工業」「阿部煙火工業」「新潟煙火工業」4業者に加え、全国で活躍される茨木県の「野村煙火工業」、山梨県の「マルゴー」計6社の花火業者さんが打ち上げを担当されています。2日は7:45分に打ち上げられる「天地人花火」は必見です。打ち上げを担当するのは野村煙火工業さんです。大曲や土浦で何度も内閣総理大臣賞を受賞しています。野村ブルーの八方咲き、野村花火のもてる超豪華玉を惜しげもなく打ち上げてくれます。全プログラムの中でも1、2位を争う人気の花火と言われるだけありますね。


8:15分には多くの人が魅了され、涙する心打たれる花火「復興祈願花火 フェニックス」が打ち上げられます。担当するのは新潟煙火工業、阿部煙火工業、小千谷煙火工業の3社さんが上流、真ん中、下流に分かれて打ち上げられます。
今年はフェニックスの打ち上げがスタートしてちょうど20年。中越地震の時にラジオ放送などに一番リクエストが多かった平原綾香さんの「ジュピター」という曲に合わせて打ち上がります。~たわしたちはだれもひとりじゃない~という歌詞が心に響きます。幅2㎞、9ケ所にわたって次々に打ち上がる花火。もうお客様の感動は計り知れません。


8:30分と9:00分には正三尺玉も打ち上がりました。例年であれば長生橋にナイアガラが見られます。補修工事が続いており、昨年に引き続きライトアップされた長生橋と三尺玉の競演を今年もご覧いただきました。三尺玉と言えば、重さ約300㎏、上空600m、開花幅は650mの大花火です。製造から打ち上げまで約1年半はかかるそうです。試し打ちもできないぶっつけ本番の花火。今年もきれいの花開いてくれました。
花火を見を終えてお客さまの心の中には様々な思いが生まれたことでしょう。余韻に浸りながら、長岡を後にしました。
「日本一マナーの良い花火大会」と称される長岡の花火。たくさんの感動を本当にありがとうございました。