8月3日(日)発2泊3日 多くの人を魅了する 豪華絢爛 感動の『長岡まつり大花火大会』(1日目花火鑑賞)

塩沢号2本目の『長岡まつり大花火大会』も大変な件数のお申し込みを頂きまして厳正なる抽選の結果、狭き門を潜り抜けたお客様が胸を躍らせ『この日』を待ちわびていたことでしょう!

3日出発の『長岡まつり大花火大会』コースは体力勝負でして、午前11時に葛西駅を出発して各乗車場所を経由しながら新潟県へと向かいます。途中、関越道路で事故渋滞があったのでやや遠回りですが東北道・北関東道を通り順調に15:30過ぎに塩沢江戸川荘に到着致しました。さて、お部屋に荷物を置いてひと休みしたらまた出発(笑)。忙しい行程ですが、これもすべて日本三大花火を見るため、お客様の熱意が伝わってきます。

越後三大花火とも言われていて、日本海で打ち上げる海の花火『ぎおん柏崎まつり海の大花火大会』、山から打ち上げる山の花火、片貝まつりの『浅原神社秋季例大祭奉納大煙火』、そして信濃川で打ち上げる川の花火『長岡まつり大花火大会』です。観客席から信濃川を眺めて左に『大手大橋』右に『長生(ちょうせい)橋』があります。

今でこそ日本三大花火に上げられ、全国から多くの観覧客が訪れる大花火大会で締めくくられる長岡まつりですが、その始まりは昭和20年8月1日、長岡の空を赤く染め、1,489名の尊い命を奪い多くの家屋を焼き尽くした『長岡大空襲』によるものです。悲しみと絶望に打ちひしがれる人々に慰めと励ましと祈りを込め、翌年の昭和21年8月1日に開催された長岡まつりの前身『長岡復興祭』です。

今回のツアーに参加したお客様の中に当時長岡市に疎開をされていて、長岡大空襲のまさにその日『長生橋』の上を裸足で逃げた』という方がいらっしゃって。当時のこと、現在のことと色々と思い起こされたことと思います。平和と復興の象徴ともなったこの長岡まつり大花火大会をどのようなお気持ちでご覧になられたことか。過去の過ちを繰り返さず、永遠に平和が続くものと思っておりましたが、昨今の緊迫した世界情勢が世の中に影を落としています。人と人、国と国、お互いがお互いを思いやり良きパートナーとなり、皆が安心して笑顔で暮らしていける世の中になることを願ってやまないです。

長岡まつり大花火大会に込められた思いと平和への祈りが全世界に届きますように。

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