10月30日(木)第3回南魚沼市友好都市イベント「大人も子供も一緒に稲刈り体験」

今年は夏の猛暑や渇水などお米作りにも影響がありましたが、農家さんの尽力で例年よりも2週間ほど早い時期から良質なお米が収穫出来ていました。ただ、生育が早く春に田植えをしていただいた田んぼは稲穂がたわわに実り、重くなって倒れてしまうという状態になり、既に刈取りを終え、今回、稲刈りをしていただく田んぼは別の田んぼとなりました。
当日9月28日は、青空に恵まれ、絶好の稲刈り日和。
春に田植えをしていただいたお客さまも参加してくださったり・・・宿泊の予約を取るのも大変だったと思いますが、チェックアウトのお客さまから当日チェックインのお客さま、そして日帰りで毎年参加してくださる親子さままで、本当にありがとうござました。
一面に広がる黄金色の田んぼに足を踏み入れ、鎌を片手にザクザク稲を刈っていきます。子供たちはゆっくり丁寧に刈る子もいれば、すぐに飽きてトンボやバッタを捕まえ始める子もいたり、刈らずに稲を運び始める子など個性が出ますね。
それを束ねて、干す作業。時間がたつにつれ、一体感が生まれます。そして、田んぼで体を動かし、汗を流すことには心地よい疲労感と充実感が感じられます。

続いて隣の畑でサツマイモ掘り。子供たちのこの笑顔を見てください。収穫出来たおっきなサツマイモを嬉しそうに、自慢そうに、そして、お父さん、お母さんの役に立とうと一生懸命運んでくれています。
泥んこになっても平気。とにかく一生懸命です。子供たちの心は素直なものです。嬉しくって楽しくって・・・そんな思いが伝わってきます。

一連の作業を終えて、お昼ご飯をいただきます。南魚沼産新米コシヒカリをぬか窯炊きでおにぎりにして。その場で江口さんにはサツマイモを天ぷらにしていただいたり、豚汁を作っていただいたり、他には、郷土料理のナス味噌やおしんこがテーブルに並びます。参加されたお客さま同士も初めて顔を合わせた方々が多いはずなのに、不思議と親戚縁者のような雰囲気になっています。皆さんで「やり遂げたぞ!」という充実感に浸りながら、テーブルを囲みます。秋の味覚とお米の美味しさを噛みしめ、かけがえのない時間を共有していただくことができました。都会の喧騒を離れて、自然の中で汗を流して、「明日からまた頑張ろう!」そんな気持ちに浸っていただけたのではないでしょうか。
こんな皆さまの姿を見ていますと、引き続き、また来年も、田植え体験から稲刈り体験まで計画してまいりたいと思います。
その時はご一緒に楽しみましょう!!ご参加、誠にありがとうございました。

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