8月19日(水)発2泊3日 晩夏の尾瀬ヶ原 日帰りトレッキング ~軽登山~

今回は本州最大級の高層湿原『尾瀬ヶ原』でトレッキングを楽しむコースです。
酷暑の猛暑の炎暑の夏の最中でも標高1400m~1600mに位置する尾瀬は涼やかで日中の最高気温が20℃前半という日が多いでしょうか。とはいえ、さすがに最近は暑い日もあり30℃に達する日もあるようです。
それでも鳩待峠から緑の木々に囲まれた登山道を歩き、視界が開けた尾瀬ヶ原に出たときは爽快ですよね。いい汗をかいたーと気持ちをリフレッシュできます。

という予定でしたが、なんとトレッキングの予定日が雨予報となんなら雷マークまでついておりまして、週間天気予報とずっとにらめっこをしていましたがトレッキング向きの天候に変わりそうになく、残念ながらコース変更に至ってしまいました。
改めまして今回のコースは【里山科学館 森の学校キョロロのフィールドミュージアム探索】 です。

十日町市にあります『森の学校キョロロ』へ向かい、森林やため池群など約80ヘクタールの里山「キョロロの森」を歩いてきました。ガイドはお馴染みの南雲さんと石澤さんのお二人です。
雪国の多種多様な動植物の保全に力を尽くしているキョロロの森。いつか塩沢号のお客様をお連れしたいと思っていた里山でしたので思いがけず機会が訪れて嬉しいです!
多少のアップダウンはありますが、落ち葉が柔らかく足にやさしい歩き心地です。雪国の里山に見られる植物の特徴など説明を聞きながら歩いて行きます。

ヌスビトハギ
マムシグサ
ブナ
エドゼミ

足元にはヌスビトハギが見られました。ピンク色の可愛らしい花ですが『盗人』なんて名前を付けられて(笑)。花が終わった後の実の形が盗人の足跡に似ていることから名づけられたようです。緑のとうもろこしのような実は毒草のマムシグサの実です。熟してくると赤くなります。茎に見える葉の柄『偽茎(ぎけい)』がマムシの模様に似ています。毒性があるので山歩きをするときは触れないように気を付けてください。

またこの後ブナが立ち並ぶ『美人林』にも行ったんですが、キョロロの森にも美しいブナ林があります。
来る途中の車内でバスガイドさんが『ブナの名前の由来は、幹に水分を多く含むため柔らかく、腐りやすく、狂いが大きいため建築材料として役に立たず【ぶんなげる木】という不名誉な節もあります。』というお話をされていました。ブナを漢字で書くと【椈】または【橅】、2つ目の漢字は『木』に『無』なんてつけられてます。ブナの間を抜ける風の音が『ブーン』という音がして『ブーンと鳴る木』から『ブナ』と名付けられました、も付け加えておきますね。

美人林
美人林

建築材料には向かないですがブナは水分を好むため、雪国の雨や雪解け水を豊富に含んだ山はブナの生育に適した環境で、土壌からたくさんの水を吸収するためしっかり根を張ります。天然のダムの役割をし、大雨や台風に見舞われても土砂災害などを防いでくれます。また秋になるとたくさんの実がなり、ブナの実はたんぱく質や脂肪分が多く、栄養価が高いため森の動物たちの大好物です。山を守り、森の生態系を育み、尚且つ美しく立ち並ぶブナは『森の女王』と呼ばれています。

雪国が生んだ美しい里山をご堪能いただきました!

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