6/25(火)発2泊3日ワタスゲ咲く尾瀬ヶ原 日帰りトレッキング ~軽登山~

梅雨シーズンでお天気が心配になるこの時期ですが、梅雨は梅雨で見たい景色があるんです!6月下旬の尾瀬ヶ原には白くてふわふわと咲くワタスゲが見られます。週間天気予報ではしばらく雨マークもついていたのですが、日にちが近づくにつれて曇、晴れマークに変わり、当日も願いが叶い風も吹く涼やかな曇空でした。

そして、気になるのが『病室でトレーニング』をしていたであろうガイドの南雲さんも元気になり、さらにもう一人の頼もしいガイドの石澤さんと共にやってきてくれました。

尾瀬ヶ原というと『平坦な木道』のイメージが強いのですが、実際にはしっかりした登山道で、出発地点の鳩待峠の標高が1,600m、『平坦な木道』の尾瀬ヶ原は1,400mで200mの高低差を歩かなければいけません。石畳、階段、木道を一生懸命下って頂きました。

尾瀬ヶ原に着けばそこではワタスゲが風に揺らぎ、カキツバタが満開で、リュウキンカも咲き、春の名残りの水芭蕉がちらほらと。ガイドの南雲さんが言うには、春の水芭蕉とこれから咲くニッコウキスゲの時期は観光客も多く木道も混雑するけど、今の時期は尾瀬も空いているのでゆっくり出来て良いんだよ。と、まさにその通りです。体をなでる風も心地よく、本当はしばらくそこに居たいのですが、時間に限りがありますので惜しみつつ尾瀬ヶ原を後にしました。

ここからが本当の頑張り処!鳩待峠より下って来た高低差200mを今度は登り直しです。徐々に上がらなくなる足を慰めつつ、もうちょっともうちょっとと気持ちを奮い立たせ、全員が登りきるまで約2時間位かかったでしょうか。クタクタになりながらも尾瀬ヶ原の美しさと達成感を味わって頂いたことでしょう!

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