5月9日(木)田植え体験大イベント無事に終了!!
5/5は全国的に夏日となりましたが、田植え当日はくもり。日中の最高気温は25℃予報。前日のようなお天気だと熱中症が心配されるような状態でしたので逆に良かったです。
3才のちびっ子をはじめ、お子様は15名様、パパ、ママ、おばあちゃまと総勢43名様のお客様に田植えに挑戦していただきました。
江口さんちの田んぼまではお車で約10分ほどで到着。江口さんから田植えの作法などお話を聞いて、いざ田んぼに足を投入。
都会では泥んこの中に足を突っ込むなんて経験ないですからね。
あちらこちらから悲鳴のような・・・雄たけびのような・・・いろいろな声が聞こえてきます。でも近くに行ってお客様の感想を聞いてみるとやはり飛び出した言葉は「気持ちいい~!!」が多かったです。
腰を曲げて苗を植える・・・ただひたすら植える・・・という作業を繰り返す中、バランスを崩すと写真の通り!やってくれました。お客様の中にはこちらの「I様」のように田んぼの中に。衝撃的シーンを見逃してしまった私は思わず「もう一回!」と叫ぶとリクエストに応えてやってくださった「I様」。笑顔がはじけていましたよ。
実はそう言う私も小さな女の子と支え、支えあいながら苗を植えていたところ、バランスを崩して同じことをやらかしてしまいました。仲間からは「ナイス!」と称えられました。
目標地点まで苗を植えてまだ残っているところがあれば、他のお客様が植えに来てくれたり、いつの間にか、「一致団結感」が出来上がっていました。
同行した荘スタッフの堀切くんと軍司くんです。
堀切は横浜出身。虫が苦手で田んぼによくいるカエルも大の苦手。虫は目につきませんが、カエルはあちこちにいるので怖い思いを必死でこらえながら頑張っていました。
軍司くんは荘の名カメラマンですが、この日はカメラではなく、白ご飯にかえて、えぐちさんちの奥さんと50個くらいの塩おにぎりを上手に握ってくれました。
泥んこになった後は温泉で汗を流して、その後はおにぎりや舞茸ご飯、豚汁に、山菜料理でミニ早苗饗(さなぶり)タイムです。
早苗饗とは田植えを終えた祝いのことを言います。田植えを無事に終えたことを神さまに感謝し、人にも感謝し宴が催されます。
私が小さな頃は全て手植えでした。親戚、縁者、ご近所と助け合うことで数週間はかけて行われていました。
あの腰を曲げて植える姿は体験した人にしかその苦労はわからないことでしょう。
お疲れ会と考えたならば、当然行われてしかるべきではないでしょう。この辺りで必ずその宴にあったのが地酒「鶴齢」「高千代」でした。とても懐かしいです。
今日はささやかではありますが、田舎料理で楽しんでいただきました。
東京では泥まみれになる経験は少ないと思います。全身全霊で田植えを体験することで2024年ゴールデンウィーク最高で最強の思い出として残していただけたら幸いです。
また、秋の収穫時期に稲刈りを予定していますので、予定が合えばまた是非ご参加ください。
この度はご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
この先の生育状況などはH.Pで紹介してまいりますので、時折、支配人日記をのぞいてみてくださいね。